髄膜炎菌に感染するとどうなるの?
髄膜炎菌感染症では、風邪に似た症状から始まり、そのうち錯乱やうなじのこわばり、光に対する不快感などもみられるようになります。髄膜炎菌感染症は進行が早く、 発症から1〜2日間で急激に悪化し、重症の場合は後遺症が残ったり、命にかかわる状態になることもあります。
髄膜炎菌感染症のおもな症状
初期症状
その他の症状
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- 混乱して考えがまとまらない
- 物事を理解できない
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- 首の後ろが硬直し
あごを傾けられない
- 首の後ろが硬直し
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- 赤や紫色の斑点状の
発疹
- 赤や紫色の斑点状の
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- 光が異様にギラギラ輝いて見える
- 異常にまぶしく感じる
乳幼児においては、上記以外に下記の症状にも注意が必要です。
・手足が冷たい
・顔色が悪い
・眠気、低緊張、無反応、目覚めにくい
・異常な泣き方、うめき、怒りっぽい
・触れられるのを嫌がる
・抑えられないふるえ
・授乳・食事を嫌がる
・頭部のこわばり/膨らみ(通常軟らかい部分)
・呼吸促迫(呼吸が速い)、呼吸困難