補体について
監修︓ 脳神経内科 千葉 川⼝直樹 先⽣
補体とは
ひとのからだには、細菌やウイルスなどの外敵(病原体)が体内に侵⼊してきたときに、それらを攻撃し、からだを守る免疫システムが備わっています。補体は、そうした免疫システムの1つで、⾎液の中で不活性状態(静かな状態)で存在し、外敵の侵⼊に備えて待機しています。
![](/-/media/soliris_jp/complement/complement-01.png?rev=91935c0892f44d08b586fb5d208fbd51&h=425&w=842&la=ja-JP&hash=AF9CE8B1DD20FEF2DF6779B2A96E4F85)
※イメージであることをご了承ください
![](/-/media/soliris_jp/complement/complement-icon1.png?rev=-1&h=277&w=332&la=ja-JP&hash=73647AAECFF7BE048B502216AB2884AB)
不活性状態(静かな状態)の補体︓
外敵が侵⼊してきたら、すぐに出動できるよう待機している。
![](/-/media/soliris_jp/complement/complement-icon2.png?rev=-1&h=260&w=364&la=ja-JP&hash=AF286746986B3C23F297E5F2C5F7690A)
活性化した(攻撃的になった)補体︓
外敵が侵⼊してきたら、それらを攻撃できるよう変⾝する。
![](/-/media/soliris_jp/complement/complement-icon3.png?rev=-1&h=114&w=99&la=ja-JP&hash=A7B1299A0BB1E3402E23C6E959FB35E0)
⾷細胞︓
体内に侵⼊してきた外敵や異物など、⾃分のからだに不要なものを飲み込んで⾷べてしまう。
![](/-/media/soliris_jp/complement/complement-icon4.png?rev=-1&h=80&w=93&la=ja-JP&hash=BEBD7FAB329933773669106BC0D33E5D)
病原体︓
感染症などの病気の原因となる細菌やウイルスなど。病原体が体内で増えると、いろいろな症状が引き起こされる。
補体の働き
細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵⼊すると、補体はそれらの病原体を退治しようと働きます。
不活性状態(静かな状態)の補体
活性化した(攻撃的になった)補体
⾷細胞
病原体