ソリリス®のおもな副作⽤
監修︓九州⼤学⼤学院医学研究院 神経内科学 教授 磯部紀⼦ 先⽣
副作用については、次の「ソリリス®使用時に特に注意が必要な副作用」も必ずご覧ください。
ソリリス®の投与により、以下の副作⽤があらわれることがあります※。
- ※視神経脊髄炎スペクトラム障害を対象とした臨床試験の副作⽤
︓ソリリス®点滴静注300mg 医薬品インタビューフォーム[2022年10月改訂(第17版)]より抜粋
- ・視神経脊髄炎スペクトラム障害患者さんを対象とした第III相国際共同試験(ECU-NMO-301試験︓
PREVENT試験)では、対象の143例(うち⽇本⼈14例を含む)のうち、ソリリス®投与を受けた96例中61例(63.5%)に副作⽤が認められました。おもな副作⽤は上気道感染(11.5%)、悪⼼(10.4%)、頭痛(8.3%)、浮動性めまい(7.3%)でした。
- ・再発のためPREVENT試験を終了した視神経脊髄炎スペクトラム障害患者さんを対象とした国際共同試験
(ECU-NMO-302試験︓PREVENT継続試験)では、対象の39例中27例(69.2%)に副作⽤が認められました。おもな副作⽤は⿐咽頭炎、尿路感染症(各12.8%)でした。[中間解析データ]
ここで取り上げた副作⽤はソリリス®の副作⽤のすべてではありません。
気になる症状があれば担当医師に伝えるようにしてください。