副作用について

ソリリス®使用時に特に注意が必要な副作用

ソリリス®の副作用の一つに「髄膜炎菌感染症」があります。髄膜炎菌感染症は、頻度は低いものの、対応が遅れると命にかかわる可能性があるため、初期症状がみられたら早期に対応することが重要です。
下記のような症状が現れた場合には、すぐに担当医師に連絡してください。

髄膜炎菌感染症が疑われる注意が必要な症状

初期症状は、以下のような一般的な風邪や
インフルエンザの症状と区別がつきにくい場合があるので注意が必要です。

発熱 頭痛 吐き気・嘔吐 筋肉の痛み

その他、髄膜炎菌感染症には以下のような症状があります。

錯乱

混乱して考えがまとまらない、 物事を理解できない

うなじのこわばり

首の後ろが硬直しあごを傾けられない

発疹・出血性皮疹

赤や紫色の斑点状の発疹

光に対する過剰な感覚

光が異様にギラギラ輝いて見える、異常に眩しく感じる等

髄膜炎菌感染症への緊急対応

注意すべき症状のいずれかが認められた場合は、直ちに担当医師または緊急時受診可能な医療機関に連絡してください。担当医師または緊急時受診可能な医療機関と連絡が取れない場合、すぐに救急車を呼び、患者安全性カードを救急救命室のスタッフに提示してください。

患者安全性カード

  • ●患者安全性カードを常時携帯してください。
  • ●他の病気の治療に関わるすべての医師にこのカードを提示してください。
  • ●このカードに記載する「髄膜炎菌感染症が疑われる注意が必要な症状」(上記)のいずれかを認めた場合、ソリリス®を処方している担当医師にすぐに連絡してください。

患者安全性カード
  • ●患者安全性カードを常時携帯してください。
  • ●他の病気の治療に関わるすべての医師にこのカードを提示してください。
  • ●このカードに記載する「髄膜炎菌感染症が疑われる注意が必要な症状」(上記)のいずれかを認めた場合、ソリリス®を処方している担当医師にすぐに連絡してください。